こんにちわ、ハマケンです。
以前『話題サイト、BASE(べイス)で新時代を感じた2つの理由』で
C2Cの極めインフラBASEをご紹介しましたが、その競合でもあるStores.Jpも
また面白かったのでご紹介します。
競合と言うのは、ちょっと違うかもしれませんね。
似ているサービスとだけ言っておきましょうか。
なんとなく、お互いにユーザーを取り合っている雰囲気は感じないスタイル。
そういう所も次世代っぽいなぁ。
Stores.Jpって
『最短2分で、驚くほど簡単に、オンラインストアが作れる』をコンセプトに、
ある程度テンプレート化されたレイアウトに対して、カスタマイズを施すことに
よりオリジナリティ溢れたショップを持つことができます。
クレジットカードも標準で利用することができましたよ!
紹介動画もありました。
Stores.jpでできること。
店舗デザイン、商品登録、クレジットなどの決済、受注管理、アクセス、マーケティング機能などが
利用できますが、アクセス分析とマーケティング機能は有料(¥980)です。
Stores.jpの有料と無料の違いは?
前述ですが、以下の三点です。
- 自店舗に対するアクセス分析
- クーポンなどを発行するマーケティング機能
- 商品登録制限(無料だと5点のみ※2014年10月24日より無制限に)
無料でECサイトを持てるという特性から、このサイトだけで食べていこうと思っている
人は少数だと思います。
ほとんどが、「副業」で登録しているんじゃないかなぁと個人的には感じました。
そう言う点で考えるとアクセス分析、マーケティング機能に関しては、
まぁ必要ないと言えば、必要ないのですが、商品登録に制限があるのは辛すぎる!
しかも5点か・・。SEOの点からも5点で売れるのって至難の業。
と言うかラッキーか、よっぽどレアな商品以外ありえない・・。
要は「有料を使う」と言う入口に誘導されています。
登録してみた。
2分でECサイトが持てるということで、すごいシンプルな登録フォームです。
流れはオーソドックスにオートリプライのメールからURLを踏むことで認証が完了します。
ログインTOP
シンプルでわかりやすい!使い方に迷わないのは良いですね!
商品登録画面
商品登録も簡単。
素材やサイズはなどの複雑な内容は、全てコメントに記載するようです。
ちなみにStore.jpのユーザーであれば、商品撮影も無料でやってくれる様になったそうです。
Stores.jp無料撮影サービス
店舗デザイン画面
店舗のデザインは、背景を変更したり、ロゴや商品名などのフォント色変更、
レイアウトも少しだけ変更をすることができます。
できることを最小限に絞っているので、ちょっとやりたいと言う人にはもってこいですね。
Base(ベイス)とStores.jp違いは?
2013年2月時点 ハマケン調べ |
||
---|---|---|
商品公開可能数 | 無制限 | 5アイテム(2014年10月24日より無制限に) |
店舗デザインテンプレート | 9 | 8 |
店舗ロゴ変更 | ○ | ○ |
店舗背景変更 | ○ | ○ |
テキスト文字変更 | × | ○ |
独自ドメイン | 一部対応 | × |
クレジット決済 | ○ | ○ |
クレジット手数料 | 3.6%+40円 | 5% |
アクセス解析 | PVのみ | × |
一商品に登録できる画像数 | 5 | 4 |
商品カテゴリ設定 | × | ○ |
無料商品撮影サービス | × | ○ |
SNS設定 | ○ | × |
送料設定 | 全国一律のみ | 全国一律のみ |
スマホ対応 | 一部対応 | ○ |
あくまで個人的感想ですが。
『Baseは無料で使える、Stores.jpは有料じゃないと使いにくい。』
という事でしょうか。
ECサイトで売り上げを立てるならば、商品数はある程度増やさなくてはなりません。
完全オリジナルでバズを生み出している商品 or 販売している人が有名人ならば、
数点でも良いのでしょうが、そうでない場合は、多分100SKU単位で商品を登録しないと
お小遣い稼ぎのレベルにも達しないと思います。
沢山商品を登録すると、それだけGoogleなどにインデックスされ、
見つかりやすくなりますが、少数だとまず引っかからないです。
SNSマーケティングを駆使しても恐らく無理です。
他にもクレジットを使用した場合の手数料が、Base(手数料3.6%+40円)に対し、
Stores.jp(5%)です。
アクセス解析などもBaseはそのまま使えるので、現時点では総合点でBaseの勝利かな。
Baseは今後独自ドメインも使える見込みがあるので、現時点で自分でECサイトを持っている
人達が流れ込むかもしれません。
ただBaseもマネタイズにどこかで踏み込まなくてはならないので、
どこの部分で課金されるのかは要チェックです。
C2Cサービスが増えてきた2012年。
そして2013年は、ドンドン加速していく気がしますね。
それでは。
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