こんにちわ、ハマケンです。
Stores.jpがなんと2012年8月30日以降の6ヶ月で25,000店舗を突破したそうです。
利用者数は50万人になり流通総額は8億円(商品数は7万点)との事。
毎月利用者が飛躍的に伸びて行っている様なので、今後もまだまだ伸びそうです。
追記:『Stores.jpのショップ一覧を探す方法』を2013年9月23日に追加しました。
一方比較サイトのBASEも順調に伸びており、2012年11月20日以降の3か月で
15,000店舗まで伸びています。
楽天とこの2社を比較するのは、変ですが店舗数だけで言えば楽天4万店舗に対し、
まもなく追いつくという所。
ちなみにStores.jpとBASEの比較に関しては、前に書いた
『C2Cの決定版。BASEとStores.Jpを比較してみた。』
を参照ください。
もう少し、詳しく見ていきましょう。
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問題は稼働率
25,000店舗、利用者数50万人、流通総額8億円、商品数7万点はものすごい数字の気がします。
が25,000店舗で7万点と言う事は1店舗平均3商品となってしまいます。
Stores.jpは無料会員は5商品までしか出品できませんから、無くはないと思いましたが、
SEO対策などの点から考えると3商品だけで売り上げはまず立ちません。
立ってたらものすごくニッチで収集したくなる要素がある商品だと思います。
そうなると登録は25,000店舗だが、実際の本稼働数は結構少ないのではないでしょうか。
100商品位出さないと売れてこないと思うので、逆算すると7,000から10,000店舗で
後は無料会員の気がします。
商品点数から考えると楽天は「レディース>トップス>Tシャツ」まで絞り込んでも20万点以上
の商品があるので、この点から考えるとまだまだと言うか、まず並べないですね。
が、それはそれで良い気がします。
ブラケットの代表、光本さんも楽天を目指している訳じゃないとおっしゃってました。
重要なのは、
『誰でも簡単に店が持てると言う、今までの既成概念の破壊』なんですよね。
しかし稼働率は考えなくてはなりません。
何故ならば登録する人が増えれば増える程メディアはスゴイ勢いで記事を書くでしょう。
結果としてバズが発生し、登録する人が増えたとしても最終的には無料会員の山。
そうなった時、「登録したのに売れない。」みたいな声が上がる気がするんですよね・・。
不思議と全く注力していないのに、言う人は言うんですよね。
競合他社も出てきた中で、そう言った声が全くコントロールできなくなるのは、いずれ
足かせになってきます。
ネットショップは甘くないです。
C2Cが2,3年後は主流になっていると思いますが、差別化も何もないショップから
買う事は無いでしょう。
今から必死になって、オリジナルの商品をローコスト、小ロットで作るスキームの確立、
そして何より扱う商品分野でのオピニオンリーダーになっていかなくては、例え無料で
ネットショップが持てたとしても、お金にはならないでしょう。
しっかりと運営しなければ、絶対に売れないんです。
だから稼働率が悪い中で店舗数だけがトピックされているのは危険な気がします。
キーは仕入れスキーム+中の人か。
前述ですが、C2Cは自分セレクトの特別な商品をどれだけ用意できるか?に
かかってくると思います。
現時点では小ロット、ローコストでオリジナルの商品を作るスキームは見当たりませんが、
今後はそこら辺が重要になってくるでしょう。
そして最後はやっぱり『人』です。
商品への想いも重要ですが、一番重要なのは、『人』なのではないでしょうかね。
魅力ある商品を、魅力ある人から買いたい。
そう言う素敵な感じになっていって欲しいですね。
それでは。