こんにちわ、ハマケンです。
iPadでのPOSレジアプリを提供するユビレジが立て続けに提携を発表しました!
一つは株式会社ラクーンが提供する仕入れサービス、SUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)。
そしてもう一つはfreee株式会社が提供するクラウド型会計ソフト、freee (フリー)です。
実はこれ、とんでもない未来が始まるかもしれませんよ!
ユビレジ|iPad POS
freee 株式会社 | クラウド型会計ソフト
スーパーデリバリー|アパレル・雑貨の卸サイト
Advertisement
ユビレジについて
以前『ついに来た!iPadレジアプリ「ユビレジ」と「楽天スマートペイ」が連携!』と言う記事でユビレジについては触れているのですが、軽くおさらい。
ユビレジは、従来のPOSレジと違い、低コスト(無料から使用できる)、省スペース且つ世界観を壊さずに利用することができるiPad Posレジアプリです。コストを考えれば、通常のPOSは数百万。ユビレジはiPadさえあれば、格安でスタートできることが魅力でしょう。
無料でどれ位のパフォーマンスができるか心配と言う声が聞こえてきそうだが、はっきり言って小規模小売店では全く問題ないと思います。それどころかマストで導入すべきツールかも知れないと感じています。
これは経験則ですが、身の回りにある小売店でPOSレジを導入し売れ筋・死に筋の商品分析や顧客分析をしているような小売店に中々出会いません。結構ワンマンのオーナーがいらっしゃることが多く、POS機能をオーナーの脳で実現している例が多いかな、と。
この場合オーナー以外は顧客に対して満足するサービスを提供できにくいし、オーナーに何かしらの不都合(体調不良など)があった場合、一気に店が窮地に立たされることもあるだろうと思います。
極端な例ですが「POSレジを入れる・入れない。」では今後の仕入れやマーケティング、シフト管理などに関しても差は発生するでしょう。なので、ただレシートを出すだけの簡易的なレジを置くよりはコストが格安なユビレジを置いた方が遥かに生産性があるなぁと思う訳です。
ユビレジが小売店にとってマストアイテムだと思う理由。
ユビレジは立て続けに提携を発表しています。まずはそれを振り返ってみましょう。
ユビレジは2013年7月にスマート決済の『楽天スマートペイ』と連携を発表。
小売店にとってはCATに掛かる費用も楽天スマートペイによって圧縮できるので大助かり。
しかも楽天スマートペイはJCB本体とも提携したので日本市場においては現時点で一番優勢だと思う。
詳細は『スマート決済戦線に異変あり!楽天スマートペイがJCBと加盟店契約を締結。最有力候補に浮上か?!』に書いてありますので、是非読んでみてください。
そして9月にネット卸の大手サービス『スーパーデリバリー』と提携を発表。
この提携ではスーパーデリバリー上で仕入れた商品が自動的にユビレジの商品マスタに登録されるそうです。
今までユビレジでの商品登録は個別、もしくはCSVでWEB上に登録するしかありませんでしたが、この提携により大幅な作業の簡略が実現されるのでは、、と思っています。
スーパーデリバリーは月額2000円(税抜)の会費が発生しますが、送料がかなり優遇される仕組み(送料おトク便)が用意されていて、取引できるメーカーも有名所が多い印象ですね。
ミドリ、デルフォニックスと言ったステーショナリーやイデアインターナショナルなどの雑貨の商品が卸価格で購入できるのはスーパーデリバリーのみ!ステーショナリーが好きな私としては、これらのメーカーの商品が卸で買える事態でスーパーデリバリー一択ですが・・w。
コストは一定で発生しますが、約41万点の商品・約1000社のメーカーと取引できるならば安いかなと。と言うより、歩いて馬喰町を歩き回るくらいならネットで仕入れた方が圧倒的にコストが安いと言わざるを得ない気もします。
でもそれでも高い!と言う方に朗報!
既にユビレジ会員でスーパーデリバリーの会員登録をすると、スーパーデリバリーが半年間無料だそうです!
ユビレジ – スーパーデリバリー連携キャンペーン
逆にスーパーデリバリー会員でユビレジの会員登録をすると、ユビレジプレミアムプランが1年間無料だそうです。
ユビレジ入会キャンペーン | スーパーデリバリー
そして10月にクラウド型会計ソフト、freee (フリー)と提携を発表。
freeeは、経理や簿記の知識がなくても簡単に帳簿付けが行われ、画面にしたがって操作するだけで、青色申告や会社法に対応した決算書が作成できるそうです。
使用するクレジットカードの情報などを登録しておけば「いついつにどれ位の引き落としがある」などが分かったりするので、仕入れなどの計画も立てやすくなりそうです。
何より確定申告時の青色申告の書類を簡単に作成できるのが最高に嬉しいですね。
あの手間と面倒くささは異常で毎年2月が来るのが嫌な個人事業主は多いでしょう。
freeeも会費制ですが、
ユビレジ会員の方がfreeeに登録すると、さらに2ヶ月無料になります。
ユビレジ – freee(フリー)との連携で決算書や申告書の作成がカンタンに
freeeからユビレジに登録した場合は、ユビレジプレミアムプランが3ヶ月無料!
全自動のクラウド会計ソフト freee(フリー)がユビレジと提携 | メディア掲載情報
もはや小売店インフラのコストがバカ安状態!
店を休まずに「スーパーデリバリー」で仕入れが出来、「ユビレジ」の中で「楽天スマートペイ」で会計を行い、「freee」で経理をする。全てがAPIで一連の流れで繋がっているので、ほぼ自動化されているこの仕組みは本当にすごいと思います。
昔は仕入れや経理は人と手間が掛かっていたし、POSとCATはコストが掛かっていた。
昔と言え、今もそうなっている小売は多いと思う。
スーパーデリバリー → ユビレジ → freeeと言うインフラパッケージが擬似的に完成しつつある事は、小売業の方は記憶に留めておいた方が良さそうですよ!
嬉しいのはコスト安なのでリスクも小だと言うこと。
波に乗るなら今の気もしないでも無い気がします。
それでは。