こんにちわ、ハマケンです。
不覚にも見落としていたNEWSでしたが、ついに楽天スマートペイがJCB本体と加盟店契約を結んだとの事です。
これによりスマートフォン決済の一番手に躍り出たと言っても過言ではないのでしょうか!
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一歩前へ!
以前『小規模小売店のインフラが激変する?Square(スクエア),Coiney(コイニー),楽天スマートペイ,PayPal Here(ペイパルヒア)を比べてみた』と言う記事を書いたことがありますが、決済手数料が横並びになった今、最終的に決め手となるのは利用のしやすさになってくるだろうろ感じていました。
2013年夏時点では未だに主要なブランドが揃っておらず、クレジット社会では無い日本では利用シーンが限定的で、まだ厳しいかなーと思っていたところに楽天スマートペイが主要ブランドを全て取りそろえると言う朗報。
プレスを引用させていただきます。
日本発唯一の国際ブランドであり国内のクレジットカード決済において高いシェアを占める「JCB」、世界的にも高いブランドイメージとプレミアムカードとして位置づけられている「American Express」「Diners club」、インバウンド利用者が多数保有する「Discover」の国際ブランドが「楽天スマートペイ」で利用できるようになることは、スマホ決済ができる加盟店が増え、国内だけでなく海外のお客様のショッピングの幅が拡大し、クレジットカード決済の利便性が向上します。一方、加盟店は、クレジットカードの利用が加速することにより、売上増加の機会が創出されます
確かに2020年のオリンピック招致の決定を受けて、日本に来る外国人観光客は増えてくるでしょうからクレジット社会の欧米顧客を取り込む為にもクレジットを導入していない店舗は用意しておいた方が良さそうです。特に都心部においては。
楽天の強さは「楽天グループ」として銀行などを保有している部分にあります。
マスで見た時にグループ利益の最適化が狙えるので、楽天スマートペイをフックとして楽天銀行に流したりと色々手が打てます。
このグループとしての強さが今回の一歩前に出た理由かなと個人的には思っています。
とは言えここからが勝負所
新しいサービス、デバイスは「解り易さ」が勝負になります。
要は『それを使った事による具体的な将来イメージ』ですね。
最大の壁は「クレジット社会では無い日本の文化」になるでしょう。
消費者をクレジット社会にシフトさせるプロモーションが必要になりますし、これが成功しなければスマートフォン決済は知る人ぞ知るサービスにとどまってしまう気がします。
ドリルの穴を売るじゃないですが、まずは現状で気づいていない・知らない問題点を消費者にストレートに伝える事が必要かと。
社会がクレジットを使う方向にシフトしてくれば、飲食や服飾小売店も導入せざるを得ない現状にぶち当たるので、その時に「No1はどこなの?」に応える為にも決済手数料の安さ、導入の気軽さ、カードブランドの多さは決め手になるかと思う。
これからはプロモーションの上手さ、言わばコミュニケーションデザインがキーポイント。
これに関しても楽天は一歩前を行きそうな気がしています。
楽しみですね。
それでは。