こんにちわ、ハマケンです。
家出をしていた猫が必死の捜索の上やっと帰って来てくれて、やっと落ち着いて毎日を過ごせそうです。ポスターの効き目って凄いですね。
と私的な話は置いておいて、Googleが生鮮食料品の宅配に参入ということです。
皆さんは2013年の春頃にローンチしたGoogleShoppingExpressと言うのを覚えているだろうか?今はGoogleExpress(グーグル・エクスプレス)と名前を変更していて、そのGoogleExpressが生鮮食料品の宅配をやるとのことです。
早速見ていきましょう。
Google Express: Get your everyday essentials
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Google Expressとは
Google Expressは、月額10ドル(年額で95ドル)で使用できる宅配サービスです。ネットスーパーをイメージしていただければ一番伝わるかもしれませんね。
2013年のGoogle Shopping Expressの時代はGoogleが配送コストを呑んでいて、無料だった(はず?)のですが、2014年の10月(だったはず)に有料化となり、Google Expressと名称を変更しました。
コストコやトイザラス、フォール・フーズなどからネットでも非常にアメリカでは人気のTarget、Staplesなどからも購入ができます。
今まで生鮮やっていた気がしましたが、ドライフーズが中心だったそうですね。今回から生鮮食料品の当日配送などを行っていくとのことです。
今までサービスエリアはカリフォルニア北部を中心に行っていましたが、シカゴ、ボストン、ワシントンなど3都市が追加になったそうです。
ちなみにGoogle Expressはちょっと課金が変わっていて、会員でなくても買うことができます。ただしその場合は4.99$の費用が必要となります。
送料無料は15$から。
GoogleとAmazonの熾烈な戦いが始まる?
以前AmazonFresh(アマゾンフレッシュ)の事を書いたことがあります。
AmazonFresh(アマゾンフレッシュ)自体はかなり前からシアトルでテストをしていて、最近NYのブルックリンにエリアを拡大したばかりです。なのでGoogleがいきなり追随してきた訳ではなさそうです。
ただエリック・シュミットが「人々が何かを購入する時、一番最初に調べるのはAmazonだ。」と言っていて、検索広告などで膨大な売り上げを獲得しているGoogleからすれば、Amazonの存在は非常に厄介だろうと思うし、敬意を表しているのではないでしょうかね。
参考:Google Europe Blog: The New Gründergeist
ちなみに以下はAmazonFreshとGoogleExpressのサービスエリア。
赤がGoogleExpress。
こう見るとGoogleExpressの方が先にスケールさせようと言う気が見て取れなくもないが、実はアメリカでは既にインスタカートやウォルマートがそれぞれネット宅配やドライブスルー形式の持ち帰りスキームを構築しているのです。なので、この事業はAmazonだけがライバルでもないと言うことですね。
個人的にはスーパーに買い物に行くことが好き(って言うかちゃんと食材は選びたいよね。)なので、利用する事はありませんが、ネットスーパーは日本でも確実に広がっていくだろうなと思います。
そうなると強いのはセブンアイでしょうね。
人の日常導線に受け取り拠点が既にあるのは強い。
宅配になるとその時間に居ないと駄目と言うのは意外にストレスなのです。
これは数年以内に大きく流れが変わりそうです。
課金やサービスの差別化などの方法は要チェックですね。
それでは。