こんにちわ、ハマケンです。
連日COVID-19の話題と共にマスクの供給不足や、転売問題、保健所のたらいまわしなどのNEWSが後を絶ちません。
日本は中国本土からも近い事もあり、転売ヤーも転送会社も凄く多く、こう言った際にはいつも同じ問題が起きます。どうにか必要な人に必要なだけマスクがいき渡って欲しいと思うばかりです。
最近B2CやC2Cでもマスク価格は定価で送料が数万円と言う商品が増えている様なので、皆様ご注意ください。
さて、そんな中台湾では、マスクを混乱なく、必要な人に行きわたらせる為に国が一旦マスクを買い取り、管理し始めているそうです。
»台湾、マスク購入を実名制に 6日から 7日間に2枚まで/台湾 | 政治 | 中央社フォーカス台湾
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公平に行き渡らせるための措置
台湾では2月3日にマスク購入に実名制を導入する事が首相に承認されました。
既に2月6日以降より実名での購入がスタートしており、政府が買い上げたマスクを特約薬局でのみ販売しています。 台湾政府はマスクが手に入りにくく、必要な人に公平に行きわたらせる為の措置とのです。
なお、購入には健保カードが必要で購入の分散を狙い、以下のルールを設けています。
- 1週間で1人、2枚まで。(子供は4枚)
- カード記載のIDナンバーによって購入ができる曜日を制限(日曜は制限なし)
- 価格は1枚 5 NT$ (18.2円位で良心的)
ただ当初の想定での対応薬局では少なく、16日より各自治体にある保健所でも販売が可能になりました。台湾政府は1日で75,000枚以上を支給していると発表し、台湾の国の積極的な国民に対しての動きがみられます。
また必要な人に優先的に行きわたりやすくするため、雲林県などでは重大傷病カードを保有する方には無償で配布を行ったりとバランスも良いですね。
優先順位を考えて、台湾政府は各薬局にマスクの在庫を知らせるシステムを開発中だったり、メーカーへの増産依頼、新規での生産ラインの確立などの為に既に協力するメーカーに対し、マスクの生産設備を60台寄贈したりと日本と違い一体感がある様に感じます。
今やるべきこと、1ヶ月先に必要になる事の見極めもしっかりしているなぁと思いました。
また、マスク同様で消毒用アルコールに関しても同じような措置が取られており、各薬局に300mlのアルコールが72本/週届けられるのだそうです。
教育関係も統制がしっかりとれている。
25日より高校以下の授業が登校開始となりましたが、学校の入り口で先生たちが検温を生徒たちに行い、37.5℃を超えているかどうかをチェックする事を開始しています。
私の娘の小学校は、マスクも任意という事で、何を守りたいのか全く分からない状況ですし、歌を歌う時にマスクを外すように言われたと意味不明な事も発生している様です。(娘にはマスクをつける様にしっかり言ってますが)
国によって、対応の仕方は全然違いますね。
いつになったらマスクは普通に供給されるのだろうか。
体温計、除菌剤のどちらも無く、最近ではトイレットペーパーなど、家にこもりきりだからこそ減る物資も需要が高まりつつあります。
発信1つ、行動1つ。
色々COVID-19で浮かび上がっている何かの違和感が良い方向に進むことを祈るばかりです。
それでは。
(参考)
»保険薬局で消毒用アルコール販売、子ども用マスクの購入制限は4枚に引き上げ : Taiwan Today