こんにちわ、ハマケンです。
ちょっと前からクラウド翻訳サービスが非常に気になっていました。
代表的な会社としては、Conyac(コニャック)、Gengo(ゲンゴ)、ワールドジャンパーがありますが、
今回はConyacを使ってどれ位の速さ、品質で来るのかなと言う興味の元試してみました。
Advertisement
Conyacで翻訳
翻訳サービスは全般的に1文字当たりの単価が割り当てられていて、後は品質担保の為に
人がどれ位入り込んでくれるのかで価格が変わってきます。
ConyacもLightとStandardがあって、Standardだと文字数無制限、翻訳者は一定の評価以上の翻訳者にお願いできるなどのメリットがあります。
ビジネスで使うならStandardですね。
ログイン後の画面。
とてもシンプルでテキストを直入力するか、ファイルをアップロードするかだけです。
ファイルアップ時に翻訳に際しての注意点も記載が可能です。
例えば、「60-minutes.bizは文中では60-MINUTES.BIZと大文字で書いてください」とか
色々最初の段階で指定が可能ですよ。
ちなみに翻訳は日本語から英語は当然ですが、中国語や韓国語などかなりの多言語に対応してます。
こちらはオプション機能。ダブルチェックの依頼ができたり、既に信頼性が構築できている
翻訳者を指名したりすることが可能です。
次々と依頼した時の依頼画面。
ちょっと画面が観にくいのですが、驚いたのは依頼への着手への早さ!
依頼者の隣が依頼時間で翻訳者の右側が着手スタート時間。
なんとこの間大体3分程です!今回依頼したのは(日英、日中、日韓)で試しましたが
どの言語でも着手が早い!!
依頼作業中に右上に翻訳を開始しました。と表示されます。
この早さと表示は結構テンションあがります。
次に翻訳の速さにびっくり。
今回800文字前後の内容を依頼しましたが、早いモノだと10分程で翻訳が完了しこちらに提出されます。すげー。
都合上中身は公開できませんが、品質にはかなり満足。
英語が話せる友人に見てもらいましたが、ほぼ修正も無し。
これは良いかも。
雑感とまとめ
今回はなんと言ってもこのビジネスモデルの仕組みとスピード感に驚きました。
まず仕組みは非常に単純でConyacは依頼者と翻訳者のマッチングを提供している場になっていて、
依頼が増えてもConyacには大きな負担は掛からず、基本的に当事者間のやりとりで完結できると言うことです。
例えば、翻訳者からDMで「Aは一般的にはこう言ったニュアンスがあるので、Bに変更しました。」とか「いついつまでに翻訳が完了します」が届いたりします。
これは依頼者側からすると非常に安心できますし、言ってしまえば「誰だかわからないけど・・」と言ったレイヤーから「この人はしっかりしてくれるな。今度からこの人を指定しよう」といったレイヤーに意識が変化します。
要はConyacがこの人が素晴らしいですよとかアピールする訳では無く、当事者間で信頼を軸にした関係性が構築できる仕組みがある訳ですね。これは非常に良い。
翻訳者に何度も依頼する内に翻訳者も依頼者の意図やサービスの内容を理解して、より確度が高い翻訳が返ってきたりする可能性もありそうです。
あとスピード感。
多分社内に1人英語を使える人がいたとして、その人に8個のドキュメントを投げて翻訳が完了するスピードより圧倒的に早い。同じフロア内に居る人に頼むより、クラウドでお願いした方が早いってすごいと思いませんか?
当然コストはある程度発生しますが、社内で2日かかるならConyacとかに発注して30分で終わらせた方がコストは安い。しかも依頼者の生産性も格段にあがるなと思う訳です。
翻訳サービスを利用する前に不安なのは、品質。これに関してはどのサービスも上位プランを選択する事でかなりリスクヘッジできる部分があると思いますよ。コストに関しては先に述べたとおり、ドキュメントが多ければ多い程安くなるはずですしね。
いやー、面白い体験をしたなと言う感じです。
それでは。