こんにちわ、ハマケンです。
先月末よりTwitter上でにわかに話題となったDeepL.
Google翻訳より圧倒的に自然な形で翻訳できるという事だそうです。
私も海外のメディアを読む際はGoogle翻訳を含んだいくつかの翻訳を利用して読む事が多いので、候補が一つ増えたのは嬉しい事。
早速ではありますが、Mashableで上がっていた記事を翻訳するとどうなるのか見てみました。結果は結構良かったでございます。
比較は以下の3つ。
まずは元となる記事です。
»London cabs will provide free transport for patients with coronavirus
Mashableで掲載されていたロンドンの黒キャブがCOVIDの新規感染者を運ぶことになったと言う記事。
原文は以下です。
London Black Cabs will transport patients with the new coronavirus symptoms who require assessment for other non-urgent health conditions to their local doctor.
https://mashable.com/article/london-black-cabs-coronavirus/
The service will be free of charge for patients thanks to a partnership between the National Health Service (NHS) in South East London and taxi platform Gett. The cabs being used for NHS purposes won’t be available to the general public.
Black Cabs have been chosen for this service due to their “privacy divider,” which creates a barrier of separation between the driver and passenger. The cabs will be professionally cleaned between each journey according to NHS standards, a Gett statement confirmed.
さて今回比較したのは以下3つ。
早速比較してみましょう。
3つの中で唯一英語もまだ残っている状態で、言い回しも機械感がすごい出ている感じで、なじみのあるGoogle翻訳感。『感染症状がでていない一般の方は利用できない』と言った所が『一般に公開されません』と訳されるのは、Google翻訳ぽい。そうそう。いつもこんな感じで、Google翻訳は基本参考程度としています。
個人的に今一番利用している翻訳がこちらのみんなの自動翻訳。
みんなの翻訳の説明は以下の通り。
「みんなの自動翻訳@TexTra®」は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した自動翻訳サイトです。
https://mt-auto-minhon-mlt.ucri.jgn-x.jp/
最新の自動翻訳研究に基づく「高精度自動翻訳エンジン」が無料でご利用いただけます。
同じくNICTが提供している音声翻訳アプリのVoiceTraは、かなりおすすめです。会社でハングル、中国語で試してみましたが、何を言ったかはかなりの精度で判断できます。
で、今回の比較の翻訳に関しては、さすがみんなの自動翻訳。
かなり解りやすくなって、この時点で記事の内容把握としては問題ないレベルです。
そして最後のDeepL。
センテンス別にみていくと、これはみんなの自動翻訳と甲乙つけがたい。
正直どちらも内容はよく解るのと、DeepLの方が自然な言い回しになっている文、みんなの自動翻訳の方が読みやすい文と分れましたね。
でも精度は評判通り高いですね。
みんなの自動翻訳と合わせれば、ほぼほぼ読めそうです。
ちなみにニューヨーク州知事の会見文章を流し込みましたが、ちょっとそれはどれも辛かったかな。
口語の書き起こしではなく、メディアの様にある程度、文法も単語も品質が高ければ、どちらもかなり使えます。
»【動画】NY州知事の会見の言葉+ Convictsの映像 = 心を奮い立たせる動画に。 #newyorktough | 60-minutes.biz
いやー、英語とか覚えなくて良い時代は近いなぁ。
そう思った次第です。
それでは。