こんにちわ、ハマケンです。
突然ですが、クレジットカードは何枚お持ちですか?
クレジットカードの発行枚数は現在3億枚を超え、現在では国民一人当たり3枚程持っている
計算になるそうです。
その割には使える小売店や飲食店って少ないと思いませんか?
日本でのクレジットカードの利用率は非常に低く、まだまだ現金がメインの様です。
何故小売店や飲食店は導入しないのでしょうか。
この理由としては、大体以下の通りと言われています。
- 加盟店管理会社と契約が手間
- 決済手数料が3~5%、CAT端末の導入費、維持費がネック
- そもそも審査が通らない
- 長いキャッシュサイクル
今日は現在のクレジットカード事情と今後の流れについてです。
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クレジットカード市場について
クレジットカードの取扱高は平成25年の時点でついに40兆円に達しています。
(参考:クレジット関連統計 |一般社団法人日本クレジット協会)
クレジットカードの加盟店舗数は、1300万店舗と多く見えそうですが、まだまだ使える
場所は少ない現状です。
ここで日本の個人消費におけるクレジットカード利用率を観てみましょう。(参考:フェアカード)
国別 | 日本 | アメリカ | 韓国 | イギリス |
カード | 12% | 24% | 58% | 25% |
現金 | 88% | 46% | 42% | 47% |
デビット・小切手 | – | 30% | – | 28% |
なんと日本のクレジット利用率はたったの12%です。
カード保有枚数は一人あたり3枚なのに。
年々クレジットの利用額や利用率は増加はしていますが、この国別の差はなんなのでしょうか。
アメリカやイギリスのデビットなどの金額が多いのは、昔からの小切手文化のなごりだそうです。
日本人はクレジット決済=借金→悪という風潮があり、そのため利用率が増えないと言う見方もあります。
クレジットカードによる取引の流れ
クレジットカードのお金の流れを説明する上で必ず出てくるのが、
イシュアーとアクワイアラーになります。
イシュアーとはカードを発行・管理している会社で、原則としてクレジットカード会社が担当です。
アクワイアラーも原則としてクレジットカード会社が担当しますが、こちらはカードが利用できる店舗を増やし、管理していく会社になります。イシュアーとアクワイアラー両方の業務を同じ会社が行う場合も多いとのこと。
つまり小売店がクレジットカードの決済を導入するとなると、VISAなどの国際ブランドと
直接やりとりする訳では無く、アクワイアラーに加盟する事で利用が可能な訳です。
ちなみにCoineyのアクワイアラーはクレディセゾンになります。
なのでCoiney利用者はクレディセゾンの包括加盟店扱いなので(多分)、
取扱いカード種類にセゾンAMEX、セゾンJCBが使えるという訳ですね。
冒頭でも記載していますが、加盟店はアクワイアラーに決済手数料を3~5%が必要になるので、
消費者が店頭で10,000円の商品を購入した時、手元に入ってくるお金は9,700円前後と言う感じ。
アクワイアラーは300円がそのまま利益になる訳じゃなく、実はインターチェンジ料金を
イシュアーに支払わなくてはなりません。
さらに国際ブランドに対しても手数料を支払うので、逆算的に加盟店の決済手数料は
比較的高めとなっていく訳です。とは言っても最終的に商品代金に乗っかってて、
消費者が一番しんどい気がするけど。
JCBなどは単独企業でカード発行から加盟店開拓まで全て自社で行っています。
ここら辺が腰が重いと言われる所以ですね。
と、こんな感じでクレジットカード会社は薄利多売のビジネスモデルの為
加盟店舗数や利用者数を増やす事が何よりも重要になります。
なので結果として色々インセンティブを付けて、一人あたりのクレジット
カード保有枚数が多い割に使われないカードが量産されていく、と。
小売店でのクレジットカードはこれからどうなるべき?
結論から言えば、クレジットカードは導入すべきです。
クレジットカードのデメリットは導入の面倒臭さや微妙に高い維持費、手数料、
そして大体が45日サイトの入金と言う現金化までの遅さにあった筈。
ですが、Coineyを代表としてこれらのデメリットはありません。
導入費、維持費は無料。決済手数料は3.24%とローコストです。
さらに入金サイトも一番早いスマホ決済では翌営業です。
そして海外での利用率の高さは、2020年を見据えると無視はできません。
どんどん海外の旅行者が増えるのに、向うで当たり前の決済が使えない。
旅行者は財布が超ゆるいのに使えない。
そんなバカらしい機会ロスは防がなくてはなりません。
これは海外のお客だけにとどまりません。
クレジットカードを導入した飲食店などでは、顧客単価が高くなるということもあげられます。
彼女や家族とご飯に行った時、ちょっと財布の中を気にして、
数百円下のメニューを頼むより、クレジット使えるのを確認した方が良いですよね。
メニュー表の裏にクレジット使えるよって書いといてくれると、
安心する貧乏性な父親は僕だけでしょうかw
話はそれましたが、導入自体にハードルもコストもかからないので
あればとりあえず導入すれば良いんじゃない?と言う感じです。
それでは。