こんにちわ、ハマケンです。
在宅勤務で爆発的な伸びを叩き出しているZoom。
Zoomはこの数か月で一気に化けた訳だが、GAFAの一角であるfacebookがその座を奪おうとしています。
50人まで時間無制限、無料と言う完全にZoomに当てつけたサービスである「
Messenger Rooms 」を発表しました。
ザッカーバーグは4年も前から考えていた?
2016年の記事ですが、ザッカーバーグはVRが未来のプラットフォームになると言っていました。当時は面白そうだけど、結構違和感があったのを今でも覚えています。
»ザッカーバーグが発表したVRの未来が違和感ありありだった件。
Bloombergの記事内でマーク・ザッカーバーグは今回のRoomをこう説明しています。
「メッセンジャールームの人々は、Facebookの拡張現実フィルターを使用したり、チャットの間にジャンプして異なるグループの友人を訪問したりすることができるようになる」
つまりは、Zoomからもう一つ進化させたリアルと同じ様な、VRの世界をfacebookは実現させようとしているのだな、と感じました。
facebookは虎視眈々とZoomを狙う。
COVID-19の流行で世界中の人がZoomを体験しました。
Zoomアプリは、コロナ前1000万人ほどのユーザー数(それでもすごい)だったのが、現時点では3億人以上になっているとの事です。
そのプレイヤーとしての座は軽くは無いと言えますが、狙っているのはfacebook。
facebookのアクティブユーザー数は、全世界で約2.5billion。25億人です。
新参企業がZoomの様なサービスを作ったとしても、Zoomを脅かすことはないでしょう。
でも既に膨大なユーザーを抱えていて、シームレスに使え、Zoomより条件を良くして提供するとすれば?
Facebookのメッセンジャールームは、Facebookのアカウントを持っていなくても参加できる。そして50人までの間で時間制限なしで無料で使える。
セキュリティに関してはE2Eの暗号化を提供する予定。プライバシーに関しては、GDPRの事もあったのでかなり強固なのは間違いないでしょう。
さらにRoomはfacebookだけではなく、whatappやInstagramからでも利用ができる様にしていくとの事で、将来的には商談して、そのままアカウントフォロー。みたいな流れも珍しくも何ともなくなるのではないだろうか。
メッセンジャールームは、まだ一部の国のみで使われている様で、日本ではまだ使われていない。今後数週間で全世界でも使えるようになるとのアナウンスなので、続報を待ってみたい所だ。
それでは。