こんにちわ、ハマケンです。
さて今日は久しぶりにGoogleAnalyticsで使える小技、実践編です。
皆さんはFacebook等のソーシャルメディアから自分のブログや自社サービスにリンクを貼ったことはありませんか?
貼ったとしても、Analyticsで見てみると参照元が「facebook.com 」とか、「l.facebook.com」になってて完全なリファラで確認したとしてもいつのどの記事かが追えなくなっていませんか?
今日は使えないソーシャルインサイトは置いておいて、Google Analyticsでバッチシ計測できる方法です。便利なので覚えておきましょうね。
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個人的にまず観なくてはいけない指標
これは個人的な意見ではありませんが、Analyticsで分析しなくてはならないのは「集客チャネル」だと思っています。
自分のブログやサービスがどの集客チャネルから一番来ているのか?をまずは知り、伸びている部分はしっかり伸ばし、落ちている部分は何が悪いのかを考えなくてはなりません。
Listingなどの広告を行っている場合は、チャネル別の価値が算出しやすいのでお勧めです。例えばListingの費用からブログやサービスのサイトに訪れる一件辺りの単価と言うのは算出することが可能ですよね。
なので価値が見難いソーシャルメディアからの流入などはそれで算出できてくる訳です。
Googleでは集客チャネルを以下の8個の分類と定義で行っています。
参照:デフォルト チャネルの定義 – アナリティクス ヘルプ
- Direct
参照元 – 完全一致 – Direct AND メディア – 完全一致 – (not set)
OR メディア – 完全一致 – (none)- Organic Search
メディア – 完全一致 – organic
- Referral
メディア – 完全一致 – referral
メディア – 完全一致 – email
- Paid Search
メディア – 正規表現に一致 – (cpc|ppc|paidsearch)$
AND 広告掲載ネットワーク – 完全一致しない – Content- Other Advertising
メディア – 正規表現に一致 – ^(cpv|cpa|cpp|content-text)$
- Social
ソーシャル メディアからの参照 – 完全一致 – Yes
OR メディア – 正規表現に一致 – ^(social|social-network|social-media|sm|social network|social media)$- Display
メディア – 正規表現に一致 – ^(display|cpm|banner)$
OR 広告掲載ネットワーク – 完全一致 – Content
AND 広告フォーマット – 完全一致しない – Text
Analaytics 上では集客→チャネルで開くことができる部分です。
で、冒頭に述べたとおり何も頑張らないとsocialの箇所にFacebookやらInstagramやらと記載されるだけで、その後の後追いができません。
はっきり言ってデフォルトだと本気で使い物になりません。
なのでソーシャルメディアやDMなど自ドメインから切り離れた場所からアクセスを促す場合は必ず、設定を行いましょう。
絶対に知っておかなくてはならないこと
ソーシャルメディアなどでリンクを共有したりする場合、必ずutm_sourceとutm_mediumを付けましょう。
例えば当ブログであれば、以下の様に。
参照元は色々と設定ができますが、メディアは上述した定義に記載しているメディアと同一にしておきましょう。
例えばチャネルをsocialに振り分け、いつ、何投稿目の記事からかを解りたい場合は以下の様に設定してみてはいかがでしょうか?
http://www.60-minutes.biz/social-3752.html?utm_source=FB_151115_1&utm_medium=social
これを2投稿目であればFB_151115_2にすれば良いし、Instagramからであれば、Instagram_151115_1などとすればしっかり計測が可能です。
結果はこんな感じでとれるので、どの記事からが一番流入が多いなどがしっかり解る訳です。ちなみにFBなどのインサイトでエンゲージが高い生地の流入が多い訳では無いので注意してくださいね。
「SNS、コンテンツマーケ、バズった」とかのキーワードを未だに言っている中途半端な知識の人が結構居ますので、しっかり仕組みを理解して分析しましょうね。
パラメータを仕組んだ場合、URLが長くなってしまいますが、Bitlyなどで短くして使えばバッチリです。
EmailなどでのDMの場合はutm_mediumをemail、Sourceには日付などを設定することでしっかりと成果を確認したりすることも可能です。
と言う訳で今日はソーシャルメディアの記事からのアクセスを計測する方法でした。
それでは。
是非実験してみてくださいましー。