こんにちわ、ハマケンです。
最近Amazonの配送やサービスイノベーションに関する記事を良く見かけますね。昨年のドローン配送を始め、ブルックリンでのAmazonFreshや消耗品をボタン一つで注文できるAmazon dashなど様々です。
そんな中、ドイツでまた一つ変わった取り組みをテストするということだそうです。それは配送先に自分の車のトランクを指定できるということです。
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どゆこと?
今回の取り組みはAmazon、DHL、Audiの三社間で行われ、来月からミュンヘンでパイロットプログラムをスタートします。
Amazonプライムの会員のみのサービスで、配送先に自分の車を指定できる。
今回の取り組みのメリットはひょっとしたらDHLに一番あるのかも知れない。何故か?配送会社の一番の悩みを考えてみると解る。
配送会社内での一番無駄なことは、「持ち帰る」事だろう。
なので配送会社はできるだけ訪問した時に、不在になっていることを防がなくてはならない。
その点今回の取り組みでは車が配送先として扱われ、トランクに届けるだけなので、本人の必要がない。言ってしまえばマンションなどにある宅配ボックスをAudiの車のトランクにしただけの話だ。
気になるのは、どうやって移動する車をトラッキングし、鍵が無いトランクを開けるのかと言うことです。
Audiの車所有者はAmazonの配送できる時間枠を押さえ、許可を出す。
許可を出している時間枠内は、およその車の位置情報と一意のアクセスコードを専用のスマホアプリで認証し、トランクを開ける事が可能だそうです。
ただし、一度トランクを開けて、閉じると再び開けることはできないそうです。
日本では使わないけどね。
日本ではコンビニ受け取りや、再配達をしても国土が小さいので直ぐに到着したりと配送に関して困ることが無いので、車のトランクに届いている事に対し、恐怖しか感じない部分もあったりしますが、実際どうでしょうね。
マンションの宅配ボックスに移動版ができたと言えば、ちょっと納得できる気もしましたけどね。
結構DHLも配達に関してはぶっこんでまして、昨年こんなのを発表しています。ドイツの離島や北ドイツなどでの沿岸部に薬を提供するプログラム「parcelcopter」です。
離島の方には本当に便利で安心、且つ早い配送方法なので、日本でも限定的に使える場面を考えて欲しいものです。
German company to use “parcelcopter” drone to bring medicine to remote island | Ars Technica
それでは。