こんにちわ、ハマケンです。
よくテレビを見なくなった、テレビは面白くないと言う意見を聞きます。
これには共感するところもあるのですが、個人的には「最近、大半のテレビは~」と言い換えたい所です。
特にCMなどは今の方がクリエイティブなモノが多いですが、口ずさむ程刷り込まれているCMは皆無と言って良いでしょう。
昔はAIDMAモデルが主流だったので、Attentionを如何に不特定多数に見せていくかが重要だったのが、AISAS,SIPSと言った共感・シェアのモデルにスライドしている影響も大きそうだなーと。
面白い、面白くないで言えば、2、30年前のテレビの方が面白いですね。
では、テレビは終わっていくのか?
結論から言えばそれは無くて、むしろ進化しちゃうんじゃないかと思った次第です。
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夜中に爆発的に増えたアクセス
先日ブログへのアクセスをチェックしたら、12日が凄い事になっていました。
アクセスの時間帯は夜中の1時から2時の間ですね。
キーワードを見てみると、「エアークローゼット」。
以前書いた『もう服に迷わなくて済むのか!スタイリストが選んだ服が届くairCloset(エアクローゼット)が気になる。』に対してのアクセスでした。
Twitterで聞いたら、何かのテレビでエアクローゼットが紹介されていたそうです。
それで風速がものすごい事になってたんですが、夜中ですよ?夜中。
デバイスを見るとモバイルとデスクトップが半々。
つまりテレビを見ていて気になったので、手元にあるデバイスで検索→当ブログにランディング。と言う感じになっていたと。
WEB上で信頼があるメディアとかだと、そこまでテレビの影響とWEB上でバズった場合の違いはあまりないかも知れないですが、当ブログにおいては過去にバズッた記事より反応が早かったし盛り上がった感がありました。
ここで興味が一つ出てきました。
テレビがキッカケで調べてきてくれた人と今までの通常時では訪問してくれた人の趣味趣向は違うのか?
という事です。
大半が女性のアクセスになった。購買意欲物も女性よりに。
12日と普段のアクセスしてくる性別を見てみたところ、大半が女性でした。
通常45%が75%が女性になると言う結果は驚きです。
エアクローゼット自体がレディースアパレルに特化したサービスなので、当然と言えば当然ですけど。
購買意向の強いセグメントでは、Apparel & Accessories/Women’s Apparelが2位に上がってきたのが印象的。
すごいですね。皆さんテレビ見てて気になったらスグに調べるんですね。
ネットはテレビを超えるのか
今回通して解った事があります。ネットはテレビを超えません。
語弊が無い様に言うとネットとテレビは比較するもんじゃないので、超える、超えない以前の問題という事です。
当ブログでは男性が好む記事が多いのですが、ちょこちょこ女性にも良いんじゃないかなーと言う記事も書いてきているつもりです。が、変わらない。
要は今回増えた25-35の女性の方に対して、コンタクトするポイントも手法も違うと。
同じブログ、同じ記事でも、ランディングのキッカケとなるソースが異なってしまうと、サイトとしてのユーザー属性も大きく変化する事が解りました。
今回は25-35の女性でしたが、これは全世代・全地域に当てはまる事で、WEBだけでは不十分だし、テレビだけでも不十分。
広告で言えばテレビでCM打てば、WEB広告は必要ない(もしくはその逆も)って言うのは違うなと思います。
WEB、テレビ互いにターゲットを補完し合っている様な気がしていて、これは競合とは言わない。
だからネットがテレビを超える事はないなーと。
そんなかんやでネットが上手くテレビを使ったり、テレビからネットに引っ張り込んだりとそう言った流れにしていく事が重要だなーと気付いた次第です。
そんな事を書いている記事ないかなーと探していたら電通報にありました。
参考:テレビはネットに屈するのか? – 電通報
すごく納得です。
顕在化しているニーズを低コストで獲得することが得意なのがネット広告、潜在的なニーズを掘り起こして新たなお客さまをつくり出すことが得意なのがテレビ広告、という違い。
と言う表現はスゴク解り易いですね。
興味がある方は読んでみてください。
それでは。