こんにちわ、ハマケンです。
ちょっと時間は空いてしまっていましたが、約1週ぶりの更新です。
別にサボってた訳でも、ネタが枯渇していた訳でもありませんw
先週、上司と飲んでいた時に仕事論の話になりました。
その中で「仕事とは自分の仕事を無くすこと」と言う話を聞いて、成程なぁと思ったので自分のメモがてらアウトプットしていきたいと思います。
Advertisement
あなたは何を思いながら仕事をしていますか?
自分がやりたいと言う仕事に就けている人って、つい先日NHKの白熱教室で言ってましたけど2割程しかいないそうです。それでも個人的には多いなぁと思う訳ですが。
大半の人がやりたい仕事とは別の仕事についているならば、ここで大きく2種類に分かれてくる気がします。
一つは、やりたい事は別軸と捉え、目の前に提示された仕事を黙々とこなす人。
もう一つは、少しでも自分のやりたいモノに向かう為に、今割り振られている仕事を無くしてしまうと言う人です。
ちょっと後者を上げる様な感じで書いてますが、別に前者を否定している訳でもありません。特に新人時代は黙々と仕事を覚える為にこなす人も多いし、そういう人達があってこそ動く仕事も多々あるからですね。
ただ、「夢の為に」とかそんな青臭い話でも無くて、後者の仕事を無くしてしまうと言うのは、ビジネスにおいては非常に重要な気がします。
例えば今話題になっているスタートアップサービスを見回しても、仕事を無くしてしまう事がビジネスになっているモノは多い。
会計士や税理士の仕事を無くして行っているfreeeなどのクラウド会計、CATのムダを排除して最適化していくCoineyやSquareなどのモバイル決済、自分でサイト構築のノウハウを貯めるまでも無く、ECサイトをオープンできるBASEなど、ほとんどが「何かしらの仕事を無くして」誕生している訳です。
最近話題になったグーグルCEO「20年後、あなたが望もうが、望むまいが現在の仕事のほとんどが機械によって代行される。」がありましたが、まさにその通りに近くなっていく気がします。
受け売りですが、組織論でもそうです。
上司と部下の役割の場合、いつかは「権限譲渡」が必要な訳です。
という事は上司が自分の部下に仕事を教えて任せていく事は、自分の仕事を減らしていく事にもつながる訳ですよね。
そう考えると「働く、仕事をする」という事は今、自分がしている事を無くそうと必死になるべきなんじゃないかとも、思ってしまいます。(極論ですけどね)
自分の仕事が無くなった環境になったり、近づいたりした時に「さぁ、次は何をしよう?」と迷わずに、次を想像できる力がある人こそ「デキる人」なのかなと。
今ルーティンに忙殺されている人、ちょっと会社に嫌気が指している人、ただ何となく「会社の方針だから」と言われた仕事をしている人。少しだけ手を止めて、「どうやれば、目の前にある仕事が無くなるんだろう?その為には何をしなくてはならないんだろう?」と想像してみて欲しい。
きっとやるべき事が見えてくるし、それを実行する内容こそが「あなたの仕事」なのかも知れませんよ。
自分がやっている事が、よく解らなくなった時や迷った時は「どちらが俺の仕事が将来無くなってくれるか?」を一つの物差しにしてみては如何でしょうか?
それでは。