こんにちわ、ハマケンです。
いやはや今さら感が満載ではあるんですが、やっぱスゴイというか面白いなぁ
と思ってしまったので、書きます。
メルカリは2013年7月にリリースされたフリマアプリ。
すごいなと思ったのはその熱気です。
出品者と落札者のやりとりを観てても面白い。
今日はメルカリを通して感じた事を少し書きます。
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メルカリについて
メルカリがリリースされてまだ1年とちょっとですが、既に500万ダウンロードを達成し、つい先日メルカリの「米国版」をリリースしたとのことで2015年内に1000万ダウンロードを狙っているとの事です。
参考:フリマアプリ「メルカリ」アメリカで正式にサービスを開始 ー 日本では500万ユーザーを突破 | Shopping Tribe
米国での上場も視野に入れ、サンフランシスコに子会社を設立するという動きの良さです。
すごいな。
現在メルカリは、出品時も購入時も出品者にコストはかかりません。
1万円以下の引き出し手数料が210円かかったりしますが、これはメルカリの収益でも当然ない。
今後のマネタイズは出品手数料か広告費になってくるのだろうと思いますが、
かなり固く収益が出るのではないでしょうかね。
他にフリマアプリとして「フリル」がありますが、こちらはレディースファッションにコミットしている所やフォロー、フォロワー機能があったりするので、メルカリとは違う切り口ですね。
フリルも既に170万ダウンロードを超えていますので、ますます個人間売買の流れは加速していくのだろうと個人的には思っています。
メルカリのシンプルさ
メルカリで出来ることは非常にシンプルです。
スマホで商品を撮影後、商品情報を入力して出品。
購入したい人と出品者は、メルカリの中でショートメッセージをLINEの様にカジュアルにやりとりができるのが特徴です。
決済に関してはメルカリを通すので、「品を送ったのに入金が無い」と言ったこともありません。
さらに購入したい人と出品者の両者が評価しないとお金が振り込まれないことから、荒れるリスクも少なそうです。
メルカリを通して見えた面白いと思った事
メルカリを体験して解った事は、「本当にフリマをスマホの中に持ってきちゃった」と言う事。
現実のフリマに行くとブース分けされた店が並び、値段が貼ってあっても「コレ、幾らになる?」
と聞いたりしますが、これがそのままメルカリのコミュニケーションとしてなりたっている。
これは結構衝撃的で面白いなーと。
昔ヤフオクやってた頃は質問投げても中々返ってこなかった。
と言うか文字以上の情報って中々得られなかったんですよね。
でも、メルカリでは「●●の画像も貰って良い?」みたいなカジュアルな会話と取引が行われている。
これはスゴイなと。
そしてフリマでは自分のサイズにあっているものとか、ブランドが見つけにくい。
でもそこはWEBならではですが、自分にあったサイズやブランドで絞り込みができる。
かなり確実に目的の商品に辿りつけることもスゴイ良い。
メルカリはアプリを起動した瞬間にそこがフリマの場所になってしまう。
トイレの中だろうが、電車の中であろうが、ベッドで寝る寸前であってもだ。
さらにそこからコミュニケーションを発生させている事良いですよね。
感じた事
メルカリのビジネスモデルや成長性は言うまでも無くスゴイ。
が、もっとスゴイのは「空気感を含めた場を持ってきた」ことであり、リアルタイムでのカジュアルなコミュニケーションをごく自然に取り入れている事です。
どのビジネスモデルでもユーザー同士がどこかで「ゆるく繋がる仕組み」はスケールさせるには必要な要素なのではないでしょうか。NEWSPICKSとかでもpickした事に対して「いいね!」が付くとちょっと嬉しいしね。
今まで繋がっていなかった人から「いいね!」と言われたり、コミュニケーションが取れるというのが楽しいと思ってしまうのは、今の時代を表しているのかも知れませんね。
それでは。