こんにちわ、ハマケンです。
東京都知事選挙は、投票日まで1週間となりましたね。
現在都外に住んでいる私にとってはこの東京都知事選はあまり興味もなく、
候補者をみてもお年寄りばかりで「マジで言ってるの?」的な残念感が満載
だった訳ですが、家入さんが出馬を表明したことで状況は一変。
堀江さん(@takapon_jp)のゼロを読んでから、ちょっと悶々とした日々を過ごしていましたが、
「今こそ行動、ゼロにイチを足す時なんじゃ?」と思って、この祭りに参加することにした訳です。
なんやかんやで家入さんとも会えたし、お手伝いも少しだけしたりして、
政治に全く関心が持てなかった私ですが、、この都知事選を通して、少し興味を持つことができましたよ。
そんな中これ結構大切なことなんじゃない?的な気づきを書いていきたいと思います。
そもそも選挙権を考えたことありますか?
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選挙権は普通ではない権利
さとなおさん(@satonao310)が依然この記事でも述べていらっしゃいましたが、
1889年から1925年まで選挙権は
『一定以上の財産を持つ25歳以上の男子にのみ与えられた選挙権』
でした。
つまりは日本国民の「数%(調べたら1900年の時点で2.2%!!)」のみが有権者。
1925年の加藤高明内閣が成立するまでは、政府の弾圧を受けたりしてかなり
「お金持ちのお金持ちの為の選挙」状態だったそうです。
女性に関しては、ポツダム宣言によってようやく婦人の参政権が認められた訳で
現在の「20歳以上」となったのもこの頃からです。
つまり今の80歳後半の方々の「選挙権」は今の20歳、30歳代と比べると
「根本的な何かが違う」訳です。
そりゃ当然年配になるにつれ投票率があがるのは当然ですね。
なので20~40台の皆様、選挙権は普通の権利では無いのです。
だから行かないなんてもっての外ですよ!!
若い世代が選挙に行かないからマニフェストも年配向き
これは当然ですよね。
選挙で選ばれるには、支持を集めなくてはならない。
当然投票する人たちが一番多い層(つまりは年配)をメインターゲットにしてマニフェストを組む。
だけど若い人がこぞって選挙に行ったらどうなるだろう?
きっと政治家の皆さんも若者向けの施策を発表するに違いないと思います。
ですが、かなり世代がかけ離れているので「そう!それだよ!Eね!」的な政策って
なかなかでなさそうです。
出ても多分付け焼刃。。。な気がするのは僕だけでしょうか。
でも、若い世代が選挙に行かなければ結局損をするのは選挙に一番行かなかった世代です。
だから行きましょうね。
一方、家入さん
全てはここから始まった訳ですが。
1000RTで都知事選出馬
— 家入一真 電凸→08044431800 (@hbkr) 2013, 12月 19
途中でやっぱ出ないってなったりした訳ですが。
でも直前に。
おいおい!!事前審査締め切り明日じゃん!!間に合わねーじゃん!供託金も無いし!!本籍福岡だし!! → 東京都知事に立候補する方法
http://t.co/9QQqHOKYkC #家入一真は残り24時間で立候補出来るのか
— 家入一真 電凸→08044431800 (@hbkr) 2014, 1月 16
ってなり
都庁なう #家入一真は残り24時間で立候補出来るのか pic.twitter.com/GPa69K2jZn
— 家入一真 電凸→08044431800 (@hbkr) 2014, 1月 17
を見た時は、「このノリ、神の領域だな」って思ったわけです。
もはや電波少年じゃん!と笑ってたらTプロデューサーも出現。
家入さん!RT @hbkr: 土屋さん! @TSUTIYA_ON_LINE “@baskobasko: @hbkr 今のこの国に足りないのは、電波少年的な荒々しい何かですよ。面白いことが産まれないスパイラルに陥ってますね。墓石を蹴りたおすぐらいの無茶苦茶な奴がメディアに出てきて
— 土屋敏男 (@TSUTIYA_ON_LINE) 2013, 10月 1
そんな家入さんの行動は今日にいたるまで色々あるわけですが、
やはり今回の都知事選で目を離せないのは「やり方」ですね。
コレ本当にすごいね。
3つほど凄いなと思った事があります。
- 資金はクラウドファンディングで調達
- フルオープンの選挙事務所
- 家入さんを担ぐと言うより、引っ張り上げてるが正しい図
【資金はクラウドファンディングで調達】
選挙は供託金から始まり、選挙ポスター、選挙カーなどお金が色々とかかります。
選挙事務所のスタッフなどはボランティアですが、やはりかかる。
家入さんはこの資金をクラウドファンディングで調達しました。
結果はなんと700万円以上!
それホントに良いのかな?って思ったんですが家入さんと飯食ったり、講演会に読んだり、Tシャツを買ったりって言う「権利」が得られるので寄付ではなく家入さんのインターネッ党と売買を結んだってことでセーフだそうです。
この手法はホントに新しいし、今後の選挙ハードルを一気にを下げてくれたのでは無いのでしょうか。
「家入さんだからできた」ではなく、誰でもできる手法を考えて実行したのは凄い。
【フルオープンの選挙事務所】
選挙事務所を開いた初日にお伺いした訳ですが、到着した時の初印象は支持層が若い!!
20代、30代、40代が事務所にギュウギュウになってました。
DJブースなどもあったり結構画期的です。場所は東新宿の通称:軍艦マンション。
なんと24時間開いてます。
しかも25時とかからツイキャス使って定例演説(そんな固いもんじゃないけど!)もやってる。
この定例演説はめちゃくちゃ面白い。
何がって家入さんも政治の事を勉強中だから一緒に学んでる感がハンパない。
例えば「何で都知事選出るのにインターネッ党を作ったのか?」とか
「これ持ってきたら選挙法違反になる」とか。
選挙コンサルの松田馨さんとフリーで話してますが、もうホントにキレッキレで解りやすくて面白い。
家入さんも松田さんもそんなに年変わんないのにスゲーなと。
【家入さんを担ぐと言うより、引っ張り上げてるが正しい図】
これ本当に見てたらよく解るんですけど、家入さんは引っ張る側ではない。w
どっちかって言ったらみんなが家入さんを引っ張ってる感じ。
堀江さんと一緒に出た出馬会見では堀江さんが巧みに家入さんをリードしたし、
選挙の知識は松田さん達から解りやすく注入されている。
家入さんが口下手で話せなかった補足を高木さんがしっかり伝えるし、
WEB(ieiri.net)の構築やメンテナンス、選挙ポスター貼り等は全て有志のボランティアが全て自発的に発生している。
出馬時に具体的な政策は無かったので、みんなから政策を募集している所からも家入さんがどう言う人なのかを伝えるには十分だと思う。
リーダーでは無い。でも必ず聞いてくれるし、返事もくれる。
それが家入さんです。
みんなで家入さんを政治への触媒に使ってる感じが不思議・・。
重要なのは当選することじゃない
重要なのは若者が政治に参加することだな、と。
家入さんはそれをこの選挙を通じながら理解して、僕たちに伝えているんじゃないでしょうか。
多分出馬表明した時はそんな事あんまり思ってなかったと思うんですけど。
家入さんはこの選挙を「スタートアップに似てる」と言った。
であるならばデス・バレーは「若者の投票率」になるだろう。
スタートアップをアーリーステージに持っていくのは、得意分野だと思うし、
それらを支援する起業家も周りに沢山いる。これは普通に面白い。
家入さんのネット選挙はこれからの政治のやり方、若者の意識がどこまで変えられのか。
期待を込めながら、あと1週間参加しながら間近で見てみようと思う。
都内の選挙権をお持ちの方は是非、投票に。
誰に入れても構いませんが、投票すると言うことを意識しましょうね。
今なら絶賛期日前投票受付中です。
それでは。