こんにちわ、ハマケンです。
プロモーションをする時に色々伝えたい事があり過ぎて、結果も「何がどうなったのかが明確にならなかった」という事ありませんか?
それはペルソナをもっと深堀して設定する事で解決できたかもしれません。
今日はプロモーションする上で必要な「ペルソナ設定の当たり前」を自戒の念を込めて書きます。悩めるプロモーション担当やキャンーペーン担当の突破口になる手がかりになればなと思います。
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なぜペルソナを設定するのか
プロモーションを行う上では、「誰に」と言うのが当然必要不可欠です。
ただしご自身を振り返ってみていただけると解ると思うのですが、人はそれぞれ十人十色。
似た感性、アンテナ感度、WEBリテラシを持っている人は居るとは思うのですが、全てが同じという方は当然いません。
ですが結構プロモーションをする上では全体に伝える事を重視しがちで、キャンペーンページなどの構成もそうなりがちです。結果、購買サイクルの時系列を無視する形になり思ったほど成果が出ない事もしばしばあるのでは無いか?と思ってしまいます。
貴社のサービスやプロダクトに興味を持っている人は、色々なタイミングで仕掛けたプロモーションと出会います。
しかしここで改めて「貴社の存在をしらず、外部メディアから辿ってきたばかりの人」や、「貴社の事を重々に理解していて後押しをしてもらいたいだけの人」など様々な購買サイクルの段階の人が居ることを考えなくてはなりません。
狙っているターゲットに対して確度の高い内容にするには、「誰」と言うだけでは無く、「どの段階の人」まで掘り下げたペルソナを設定する事によって方が『伝えるべき事がシンプル且つストレートに響いて良い』だろうと思った次第です。
プロモーションの内容について
ペルソナの設定をすると同時に貴社が何を伝えて、どうなって欲しいのかをより明確にする必要があります。
基本的にはプロモーションは「認知」を上げていく役割になるでしょうし、キャンペーンは「認知した人をユーザーに変化させる」などの役割があると思います。
例えば貴社が「我々のサービスを知ってほしい」という事を第一優先にするのならば、ページの構成は
- サービスを短く説明したタイトル
- ペルソナに対しての問題定義
- 解決策の提示と裏付け
- 利用者の声
- まずは資料請求的なボタン
と言う感じになるかも知れませんし、ユーザー獲得のキャンペーンならば
- サービスを短く説明したタイトル
- キャンペーンメリット
- キャンペーン概要
- 参加するなどのアクションボタン
- ついでにフォローやメルマガなどで後訴求できる仕掛け
と言った感じかもしれません。
資料請求ボタンをキャンペーンの内容にすり替えても機能するとは思いますが、
ユーザーからすると「やっと認知したばかり」の段階なので、ちょっと煙たがられるかも知れません。
ペルソナに何を伝えたいかによって、内容も順番も変わっていくという事ですね。
ペルソナの重要性
ここまで来ると言わずもがなの気もしますが、ペルソナの重要性はキャンペーンやプロモーションの効果を最大化させる為にも出来るだけ具体化する事によって、内容を明確化できる事にあります。言ってしまえば「たった一人のペルソナですら『よし、やってみよう』と思えない内容のキャンペーンやプロモーションは意味が無い」って事ですね。
購買サイクルを無視した全体の訪問者に対してプロモーション担当が「こうなって欲しい」と考えるのは無理があります。
どの段階の、どう言ったユーザーが、どうなって欲しいのか。
ペルソナを具体的に作り上げているならば、「何を考え、何を欲し、何に興味があるのか、どの順番で説明すれば響くのか?」を考えるのは、そこまで難しくはないのかも知れないとも思います。
試しにペルソナを自分の周囲に居る人に設定して(直属上司でもOK)、自分の思った答えを返してくれるかどうか試してみるのも良いかも知れません。
ペルソナの設定は、まずはこんな感じでやってみましょう。
- 男性、女性?
- 年齢
- 住んでいる場所、年収、職業
- 何の趣味、何のサービスを使っているのか
- どんな情報をシェアしているのか
- どんな悩みを抱え、どう言った立場なのか
やった事が無い人はまずは「自分を紹介」してみても良いかも知れません。
自分で書いたテンプレートからこう言う人に伝えたいと言う感じで上書きすると楽かも・・。
と言った感じで、まずはペルソナを明確化して、伝える事、内容も明確化すると頭スッキリして効果も測定しやすいよ。と言う記事でした。
プロモーションなどを任されている方、キャンペーンを担当している方!色々な思惑を混ぜると、とりあえずのプロモーションの形になることもあると思いますが、まずはたった一人のペルソナに伝えて、納得してもらえる作りを用意してみては如何でしょうか?
お役に立てれば幸いです。
それでは。