こんにちわ、ハマケンです。
ホリエモンこと堀江さんの『刑務所わず』を読了しました。
仮釈放後に刊行した『ゼロ』の次に出されたこの『刑務所わず』。
刑務所という暗く冷たいイメージの面だけでは無く、堀江さんならではの視点で
刑務所の今をコミカルなタッチで伝えてくれます。
刑務所の中のことが書いてある本にも関わらず、読んだ後には不思議な爽快感すら感じられます。
この本で伝えていることは2つ。
『大半の受刑者は普通の人』と『塀の外であれば、可能性は無限大』の2点かなと。
面白かったのでお勧めです。
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大半の受刑者は普通の人
刑務所わずは、刑務所の体験談を通して語る事で、もっと刑務所ってこうある
べき何じゃない?と言う内容も伝えているが、受刑者により強くフォーカスを当てている。
刑務所は当然ながら何かしらの罪を犯してしまった人が入られる場所ですが、
話の中で登場する人物の大半は普通の人に感じました。
普通の生活をしていて、不意な拍子に普通の人が刑務所に入る可能性について
本書ではアラートを上げている。
そして、刑務所に入ってたっていう歴があったにせよお勤めが終われば、
選挙権なども戻って普通の暮らしに戻る。
その当たり前を塀の中からの描写で描くことで、読者に日常の可能性を
提示してくれている。
塀の外であれば、可能性は無限大
本の中で最も印象に残ったシーンがある。
堀江さんがマネージャーに飛行機ライセンスを取得するように伝え、
実際に取得して報告しに来た時の事。
マネージャー:「パイロット免許取りましたよ。」
堀江さん:「いやぁー、グッジョブ!」
マネージャー:「そ、それだけっすか。。簡単に言いますね・・。」
堀江さん:「簡単でしょ?自由なんだから。」
いやー胸アツ!!
素晴らしいメッセージですよね。
刑務所の中にいたとしても、思考停止にならなければ様々なことを想像することもできるし、
資格を取得したり、スキルを高めることができる。
ましてや刑務所に入っていなければ、自分の時間は基本自由。
会社や家族、友人による束縛は少なからず存在はするだろうけど、
刑務所の中に比べたら全然自由じゃん?って伝えている。
堀江さんの書籍は数多く出版されていますが、どの本でも書かれていることは
『まずはやってみるコト。』だと思います。
『まずはやってみるコト。』をスゴク分かりやすく、
自身の過去を書くことで追体験させる本が『ゼロ』ですね。
さらに気づかせる視点のキッカケになるのが『刑務所わず』かもしれません。
自分ができないコトを、家族や金銭的理由、時間の都合などの
環境を理由に逃げてたりしませんでしたか?
毎日少しでも良いし、週末だけでも良い。
『まずはやってみるコト。』をやってみては如何でしょうか?
60-minutes.bizも環境を理由に逃げたくない事がキッカケで生まれたので、
個人的にはブログを書いたりするのは結構お勧めですよ。
それでは。
[ kindle版 ]
刑務所わず。 塀の中では言えないホントの話