こんにちわ、ハマケンです。
Nescafèが「1000 Red Mugs Social Installation」と言うキャンペーンを実施中です。リアルとSNSを使った企業ブランディングPRの一環ですが、非常に上手いなと思ったのでご紹介します。
最近動画を使ったプロモーションが国内で色々言われていますが、海外だと随分と前から動画マーケティングを活用していて、さらにSNSで爆発的な広がりが結果としてあるので、その余波かなと。
まだまだ未開拓が多い日本では、海外のソーシャルメディアの使い方、仕掛け方は非常に参考になる部分があります。
早速観ていきましょうー。
Advertisement
動画はこちら
内容
内容としては『1.000 NESCAFÉ Red mugs』と言うキャンペーンの名前からも解る様に鍵で取り付けられた1,000個のネスカフェの赤いマグカップを使って、ネスカフェの味を楽しんでもらおうと言った企画です。
すごいですよ。町中の至る所に合計1000個ですからね。
動画の冒頭にも出てきますが、発想は恋人同士がよく願掛けでやる南京錠のおまじないから来てるみたいです。人のつながりを意識しつつ、そのコミュニケーションのシーンにはいつでもネスカフェのコーヒーがあるんですよ、と言うストーリー。
どうやってキーを解除するかと言うとNESCAFÉ のFBページに位置情報を送信すると、位置情報の場所にあるマグカップのロック解除コードが送られてくる仕組みになっています。
おぉ、これは面白そうだ。
解除されたマグカップをブースに持っていくとNESCAFÉのコーヒーを楽しむことができます。
ソーシャルメディアを活用する本質
ソーシャルメディアはに関しては随分と時間が経ってしまった気がします。
が、まだまだ有効なプロモーション手法だとも思います。
結局は中の人が「何を、誰に」共感を感じて欲しいのかが非常に重要になってしまう訳ですが、リリース情報などを配信続けるだけだとBOT状態になってしまうので面白くない。
その状態でソーシャルって意味ないよね?と言われてもちょっとそれは違うんじゃないかと。
コカ・コーラの様に「share happiness」みたいな感じで動画とSNSを最大限に使いこなし、ブランディングに活かしていく事は十分可能だとも感じていますし、リアルのイベントと絡めることで売上とブランディングを相乗効果も期待できるでしょう。
そもそも動画が流行っているから動画やりましょうってのは、手法が目的になってる気がするし、プロモーションを考えたらどうやってその動画をどのタイミングで露出してくのかまでの範囲を考えて企画を練る必要があります。
ここら辺はクロスメディアを考えていくべきですが、コストとのバランスがあります。
という事は結局ソーシャルメディアになってくる企業が大半なのではないかと思う訳です。
ソーシャルメディアは共感を集めて、ブランドリフトを起こしえるツールです。
なのでブランドやサービス、企業に対して接点を持ったユーザーが幸せ、嬉しい、驚き、感動などのなんらかしらの影響を与えることこそソーシャルメディアの醍醐味だろうと原点に戻ってきます。
と言う訳でソーシャルメディアと面白いプロモーションを掛け合わせて、お客様が喜んでくれる仕組みをブランディングと結びつけた今回の内容は良いなと思いました。
もし今見ているあなたが、プロモーション担当だとするならば、今一度SNSでは何を行うべきなのかを考えてみてはいかがでしょう?
それでは。