こんにちわ、ハマケンです。
社会人になると名刺をいただいたり、渡したりする機会が増えます。
比較的大きな規模の会社になると名刺は連絡を取り合う為だけに存在している
メモの様な存在かもしれません。
しかし時には営業の大きなツールとして活用し、何か案件がある際に思い出してもらって
チャンスに化ける事もあります。
今でも印象的だったのは、素材や形がダイカットされたものです。
名刺やDMなどの紙製品は、素材、色、そして加工によって相手への印象をポジティブに
変化させることが可能です。
今日は少しダイカットの例を見ていきましょう。
皆様の名刺やDMなどに利用してみてはいかがでしょうか?
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ダイカットとは?
ダイカットは英語でdie cutと書きます。
日本語で簡単に言ってしまえば、『型抜き』のことを指します。
名刺やDMなどに加工を施すことにより、相手の意識を集中させる処理です。
もちろん商品パッケージ上のロゴや色と言うのも十分に相手の意識を引き付ける事は
可能ですが、表面を加工するというのは秀逸なデザインを産み出します。
以前、読んだことがあるのですが、
しかし、瓶に縦筋を付け、くびれさせると誰しもが「コカコーラ」だと解るのだ。
これこそがダイカットによるデザインなのだという事だそうです。
すごい、ダイカット。
ダイカット例
エッジを美しくグラデーションにした商品カタログ。
タブをつけた感じで開きやすいですね。
差込口とタブを加工することで書類を入れたりすることもできます。
名刺も角を丸くするだけで、かなり雰囲気が変化します。
しゃれおつー。
名刺第二弾。
これすごい!専用のケースに通すことで名刺になる!すごいなー。凝ってる!
ダイカット魔法の注意点
ダイカットを単純に使えば、おしゃれになったり、相手のハートをつかむことができるか
と言えば、そうではありません。
ダイカットは視覚、触感の両方で相手へのの印象を決めます。
従って、ブランド商品自体やブランドの持つメッセージを強調表示しすぎるかもしれません。
適度なバランス、色使いが非常に重要で、凝り過ぎてコンセプトや解りやすさが
無くなるのでは意味がないのです。
またデザインだけでなく、封筒などはしっかりと使える様にもなっている必要があります。
これも又、耐久性やユーザビリティが酷ければ意味がない。
嬉しいことにダイカットは型抜きなので、リソースの活用ができます。
一度きりの型を作るのではなく、柔軟性があって、何度か使うであろう形やデザインを念頭に
置きながらダイカットの設計は入らなくてはならない。
DMや名刺などを相手に渡す時、ダイカットは非常に大きな効果を発揮すると
思いますが、会社のイメージとダイカットが噛み合っていなければ、中々伝わらないかもしれません。
ですが、魅力的でクリエイティブなモノをいただいて、嫌な思いをする人はいません。
むしろキッカケの会話になって良いのではないでしょうか?
是非一度、アイデアの種にしてみてはいかがでしょうか?
それでは。