こんにちわ、ハマケンです。
既にあちこちでNEWSになっていますが、Amazonがモバイル決済サービス「Amazon Local Register(アマゾンローカルレジスター)」を発表しました。
現時点ではアメリカのみとなっていますが、いずれ日本にもやってくるのでしょうかね。
アメリカの競合となると、Square、PaypalHereになってくると思いますが、
大きな違いはなんでしょうか?
早速見ていきましょう。
Amazon.com: Credit Card Readers
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Square、PaypalHereとの違い。
まずはやはり決済手数料の違いです。
Amazon Local Registerは2014年10月31日までに加入すれば2016年1月まで決済手数料は1.75%となっていてかなり安い。
1月以降は2.5%になりますが、それでもSquare2.75%、PayPalの2.7%よりは割安な感じです。
ちなみに日本ではSquareは、3.25%。PaypalHereは3.24%ですね。
詳しい比較はこちらの記事をご確認ください。
『2013年を賑わしたスマホ決済、タブレットPOS、その他注目サービスをまとめてみました。』
もしAmazonが日本に来た場合は、本国よりは決済手数料は高めになることは間違いないと思います。
って言うかAmazonのサイトすごいですね。
ガンガンSquare,PaypalHereの名前出して比較表作ってる。
続いて何が違うのか。
モバイル端末に差し込んで、スワイプもしくは手入力すると後日入金されると言うサービスは一緒です。が、差としてレポートが確認できる事やサポートがしっかり受けられる事を謳っています。入金も翌日入金
日本だとCoineyがかなりカスタマーサポートに力入れてきているし、最近SquareもかなりPOS色を濃くしてきましたので、この差はかなり微妙ですね。
利用できる端末はAmazonなのでKindleが使えます。iPadよりは安いですが、決済するだけならばタブレットでなくてもOKなので、この差もそこまで魅力的ではないですね。
となるとやはり差は決済手数料になってしまうのか。。
決済手数料の戦いが再び過熱していく。
この戦いはどこまで行くのか?
恐らく結果としてゼロまで行っちゃうんだろうなと言うのが個人的な感想です。
今ゼロにならなくても、どこかのタイミングで、誰かがやっちゃうんだろうなと思う訳です。
既にSPIKE(スパイク)とかある訳ですからね。
Squareは前年かなり損失を出していた様な気がするので、単体のビジネスモデルとしては
かなり難しいのかなと。悩ましいのはスケールすれば良いって訳でもなさそうな所。
SquareやAmazonがPOSっぽい機能やキャッシュドロア、バーコードリーダ、レシートプリンターなどをセットで販売していることからしても目的は決済手数料での成功では無く、利用者からの情報(何が、いつ、どこで、だれに、どれ位売れているのか)のビッグデータが目的で、それを利用したECへの流し込みが描いている画なのではないかなと最近思い始めました。
そうなるとAmazonは最終的なECの分野では圧倒的に強みを出すことができる。
今回Amazon Local Registerでは入金したデポジットをスグにAmazonのサイトで使う事が出来る様になっているらしい。
これはECへの更なる加速を狙っているのかなとも思ったり。
最近タブレットPOS会社とモバイル決済会社の提携が進みましたが、この背景にはユーザーベネフィット以外の狙いがあるのかも知れませんね。
今後の動きが楽しみですね。
それでは。