こんにちわ、ハマケンです。
年末も近くなってきたので、ちょっとまとめ記事を出していこうかなと。
本日は小売店でのレジ周りサービスをまとめてみました。
2013年話題になったスマホ決済4社の最新情報、ユビレジなどのタブレットPOS、あとは集客関係のサービスをちらほらです。
ちょっと長いですが、お付き合いくださいませ!
この後に書いてある事
- モバイル決済4社(coiney,楽天スマートペイ,Square,paypal here)の最新状況
- iPadPOSレジ比較(ユビレジ、スマレジ)
- 集客系(moggy,o:der,passbook,Line)
- その他だけどスゴイ!(Paypal,Uniqul)
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モバイル決済4社
2013年12月10日の時点で、リーダー1つで運用する場合。
Square (スクエア) |
Coiney (コイニー) |
楽天スマートペイ | PayPal Here (ペイパルヒア) |
|
初期 費用 |
¥0 | ¥0 | ¥0 | オープン価格(¥1,200) |
決済 手数料 |
3.25%(手動3.75%) | 3.24% | 3.24% | 3.24% |
取扱いカード銘柄 | Visa Master AMEX |
Visa Master JCB(セゾン) AMEX(セゾン) JCB(医療・自動車の業種限定) AMEX(医療・自動車の業種限定) |
Visa Master JCB AMEX DINERS DISCOVER |
Visa Master AMEX |
入金期間 | 三井住友 みずほ →翌営業日 それ以外 |
月最大6回実施 (参照) |
楽天銀行 →翌日 それ以外 |
3日から1週間ほど(金融機関によって違う。) (参照) |
対応端末 | iPhone iPad iPod touch Android (参照) |
iPhone iPad iPod touch Android (参照) |
iPhone iPad iPod touch Android (参照) |
(SoftBank製) iPhone iPad Android (参照) |
この一年間で決済手数料の変更は勿論カードリーダーも基本全て無料の流れに。
使えるカードブランドも増えてきました。
入金期間もほぼ店舗運営上問題ないレベルにまで。
【各社リンク】
iPadPOSレジ比較(ユビレジ、スマレジ)
次は店舗の心臓部、レジですね。
今回はユビレジとスマレジを比較。
ユビレジ | スマレジ | |
月額費用 | ¥0 | ¥4,200 |
リアルタイム売上分析 | 〇 | 〇 |
顧客管理 | 〇 | △(オプション:月¥2,100) |
棚卸を踏まえた在庫管理 | △(オプション:月¥3,500※初月無料。 StockScanを使う事で可能に。) | △(オプション:月¥2,100~¥3,150) |
原価管理 | △(オプション:月¥3,500※初月無料。 StockScanを使う事で可能に。) | × |
レシートプリンタ | 〇 | 〇 |
バーコードリーダ | △(オプション:初期のみ¥9,800) | 〇 |
複数店舗対応 | 〇 | 〇 |
売上日報 | 〇 | 〇 |
他社連携 | freee(全自動クラウド会計) SUPER DELIVERY(ネット仕入) Salesforce (顧客管理) 楽天スマートペイ(スマホ決済) FlickOrder(iPhoneをハンディに利用) |
STORES.jp(インスタントEC) |
【各社リンク】
スマレジはワンストップソリューションとしてまとまっていますね。
その分ランニングコストやオプションで費用が発生。
ユビレジは逆に他社との連携で色々できるバリエーションを用意。
ランニングはプレミアム会員だと月額¥5,000が発生しますが、無料プランがあるのが魅力。
個人的に注目は他社連携のfreeeとSUPER DELIVERY。
集客
LINE@は、LINE公式アカウントの廉価版にあたる。
とは言え4500万人のユーザーにクーポンやセール情報が配信できる。
LINEのプッシュメッセージは開封されやすく、ユーザーもメールでくるよりは
よっぽどマシだと思えるし、解除も簡単なので、やってみるのは一つの手だと思う。
フレンドの獲得をどうしていくのか、またノベルティや登録インセンティブを考える必要があるが、この辺はFacebookの活用事例より見つけやすいかと思う。
今なら初期費用無料キャンペーンを実施中なので、最大なんと3ヶ月無料。
3ヶ月試して4ヶ月目にどうするかを判断しても良いでしょう。
Apple iOS 6から提供されているPassbook。
Passbookはユーザーの位置情報を参照し、適切なパス(クーポンや入場券など)をユーザーに提供することが可能。
パスの配布はアプリ経由、メール経由、WEB経由で配布する事ができるので、ユーザーは簡単に必要なパスを取り込むことができる。
また内容が更新された場合もプッシュ通知がでるので、新しいクーポンを更新する事でリマインダーの役割も期待できそうですね。
moggyはチケットやクーポン、回数券などを発行し、スマホ上で紙と同じように”モギる”ことが出来るユニークなサービスです。
いつ・どこで・誰が・どのチケットを利用したかを、WEB上で確認する事ができます。
現在、初期費用無料キャンペーン実施中。
システム利用料がかかるので、上手く原価率を調整しながら使うべし。
O:der(オーダー)は、店舗に行く前にスマホからオーダーができ、クレジットカードの情報を登録しておけば、財布すら出さずに商品が受け取る可能だ。
さらに店舗に設置する専用端末にアプリのQRコードをかざせば、ユーザーはスタンプをためる事ができる。
今もありますが、ご飯食べたら押してもらえる様なヤツですね。
飲食店などで導入も増えてきている様なので、導入すれば近所で話題になりそう。
その他、顔認証決済など(PayPal,Uniqul)
まだ日本で使える(使っても馴染みが・・)のか良く解らなかったのですが、と言うサービスを2つご紹介。
店舗来店時にチェックインすれば、その店舗で顔パスが可能になるそうです。
現在都内でも実証実験中だそうです。
【参照】
ペイパル、スマホ使い顔認証で決済 都内で実証実験 :日本経済新聞
Uniqul
こちらも顔認証系。
フィンランドのスタートアップだそうですよ。
プロモーションPVなんか怖い。
色々出てきた2013年
いかがでしたか?
まだ他にも色々あったのですが、レジ周りのサービスがすごく活発だった2013年だったと言うのは
何となく解っていただけたかなーと思います。
小売店を開業される方は、少し前に比べるとコストはかなり抑えながら店舗運営していく事が可能な時代です。
ですが逆に良い品だけを扱っているだけでは、あっという間にこの時代に飲み込まれていくとも考えられます。
普遍的な部分を基礎にイノベーティブなサービスを導入していく柔軟性であったり、試してみる!と言う意気込みも重要です。
お役に立てたら幸いです。
それでは。